ホームセキュリティは防犯対策にかなり効果的です。
ただ、ホームセキュリティは一度導入してしまうと後から変更することが難しいので、ホームセキュリティ会社選びに失敗したくない気持ちが強くなり、なかなか導入に踏み切れない人も多い傾向にあります。
そんな人におすすめしているのが、複数ある業者のセキュリティ内容やコスパを比較することです。
ホームセキュリティ会社によって、セキュリティ内容、設備費用・料金プランなどが異なりますので、きちんとそこを比較することで違いが明確になり、自分に必要なホームセキュリティが分かります。
今回は大手のホームセキュリティ会社のサービスと料金・コスパを比較してみましたので、ホームセキュリティを選ぶ際の参考にしてみて下さい。
なぜホームセキュリティの比較が必要なのか？
ホームセキュリティは近年、防犯・防災への意識が高まり、その一環として導入される家庭が増えています。
この需要に応え、警備業界も積極的にホームセキュリティに注力し、多岐にわたるサービスを提供しています。
ガードマンの不足が指摘される中、利用者数の増加やセキュリティ機器の高度化、効率的な集中コントロールセンターの導入などが進み、結果としてホームセキュリティの料金が以前よりもリーズナブルになっています。
ただし、一度契約を結ぶと後から変更が難しく、数年間利用しなければならないというデメリットも存在します。
そのため、契約前には各社のセキュリティ内容を比較検討することが不可欠です。
慎重な選択により、最適なホームセキュリティサービスを見つけ、安心して生活を送ることができます。
大手のホームセキュリティ会社とは？
「大手」という表現もあいまいかもしれませんが、今回は特にホームセキュリティ分野で高い認知度を持つ4社、
- 関電SOS（関電セキュリティ・オブ・ソサイエティ）
- セコム
- ALSOK
- セントラル警備保障（CSP）
を比較してみます。他にも多くのホームセキュリティ会社が存在しますが、一般的にこれら4社がホームセキュリティを代表する存在と言えるでしょう。
今回はこれら4社を比較し、各社の特徴やコスパに焦点を当てました。
ホームセキュリティを選ぶ際の参考になれば幸いです。
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ホームセキュリティ比較1 関電SOS（関電セキュリティ・オブ・ソサイエティ）
関電SOS（関電セキュリティ・オブ・ソサイエティ）のホームセキュリティサービスは、関西電力が提供する信頼性の高いホームセキュリティです。
センサーが異常を検知した場合、自動的に関電SOSのオペレーターが緊急連絡先に対応し、緊急事態を適切に判断。
必要に応じて警察・消防・救急などの緊急対応機関に迅速に連絡し、安心のサービスを提供しています。
また、ネットワークカメラを活用することで、留守中でも自宅の状況をリアルタイムで確認可能です。
- ホームセキュリティセンサーシステム
- ネットワークカメラシステム
- コールセンターサポート
- ホームセキュリティアドバイス
など、充実のサービスが提供されていながらも、リーズナブルな料金から人気を集めるホームセキュリティと言えます。
後ほど具体的な料金もご紹介しますが、コストパフォーマンスが非常に高いため、関西地区在住の方には是非おすすめしたいホームセキュリティです。
ホームセキュリティ比較2 ALSOK（アルソック）
ALSOK（アルソック）は、日本国内で契約者数が第2位を誇る、非常に知名度の高い警備会社です。
広告などでよく見かけることもあり、その名前は多くの方に知られています。
アルソックの魅力の一つは、リーズナブルな価格設定にあります。
他社と比較しても、アルソックは「月々3,740円（税込）で利用可能」といった、全体的に手頃な料金設定が特徴です。
特に「ゼロスタートプラン」と呼ばれる料金プランでは、工事費用などの初期費用が無料で、月額費用は7,667円となっており、コストを抑えつつ高品質なセキュリティサービスを受けられる魅力的な選択肢となっています。
ホームセキュリティにおいて費用を抑えながらも、質の高いサービスを求めるコストパフォーマンスを重視する方にとって、アルソックはおすすめのセキュリティ会社です。
ホームセキュリティ比較3 セコム・ホームセキュリティ（SECOM）
セコムは、言わずと知れた契約者数が日本国内で第1位の警備会社です。
セコムは、1962年（昭和37年）に日本最初の警備保障会社として創業され、歴史が長いホームセキュリティ会社です。
一般家庭向け「セコム・ホームセキュリティ」の契約件数は業界No.1の約124万件です。
つまり、日本でもっともホームセキュリティの実績を持っているのが、セコムということになります。
また、被害に応じて保険金や修復費用が下りる補償制度が標準で付いているので、万が一空き巣被害や災害にあった時も充実の補償を受けられます。
セコムは他社と比較して実績があるため、防犯対策を完璧にしたい人にはおすすめできる会社です。
ホームセキュリティ比較4 セントラル警備保障（CSP）
セントラル警備保障は、国内3位の大手警備会社です。
セコムやアルソックと比較すると、認知度はありませんが独自のサービスを展開している警備会社です。
CMではジャニーズの元V6の岡田准一さんが起用されぐんぐん認知度が上がってきている警備会社です。
プランは4種類あり、予算やライフスタイルに合わせて選べる使い勝手の良さが人気です。
ホームセキュリティの利用が始まった後でも、契約プランは変更可能なので、親との同居、子どもの就職、独立など生活が変わるごとに切り替えもできます。
24時間365日セントラル警備保障が徹底的にサポートする「フルオンラインプラン」は、月額料金3,300円＋税から利用できます。
将来を考えてずっと利用したい人にはおすすめのできる会社です。
ホームセキュリティの料金比較
ここからはコスパを語るうえで一番重要なホームセキュリティ大手の料金比較をしていきます。
ここでご紹介する料金はあくまでも記事執筆時点での料金になりますので、契約時は必ず各社の公式ホームページでも最新の料金を確認するようにしてください。
関電SOS（関電セキュリティ・オブ・ソサイエティ）の料金
関電SOSの料金は月々税込3,190円からというリーズナブルな価格設定です。
家のタイプによって異なりますが、
- 戸建てプラン（レンタル）：税込3,190 円/月（キャンペーン価格。通常は5,940円）
- 戸建てプラン（買取）：税込3,190 円/月
- マンション・集合住宅プラン（レンタル）：税込3,190 円/月（キャンペーン価格。通常は5,940円）
- マンション・集合住宅プラン（買取）：税込3,190 円/月
買取の方が月額費用は安いですが、機器等の買取が初期費用としてかかりますので注意して下さい。
今なら最大1年間レンタルプランでもキャンペーンで税込3,190円という格安で始めることができます。
通常価格も税込5,940円なので、あとから説明するセコムやアルソックよりもリーズナブルでコスパとしては一番です。
ALSOK（アルソック）のホームセキュリティの料金
ALSOK（アルソック）のホームセキュリティの料金は、各家庭の規模や種類によって異なりますので、以下も参考価格として見てください。
- 戸建てプラン（レンタル）：税込7,557 円/月
- 戸建てプラン（買取）：税込3,850 円/月
- マンション・集合住宅プラン（レンタル）：税込5,962 円/月
- マンション・集合住宅プラン（買取）：税込3,300円/月
ALSOKも見ての通り買取の方が月額費用は安いですが、機器等の買取が初期費用としてかかります。
また、初期工事費用は別途かかります。
セコムのホームセキュリティの料金
セコム・ホームセキュリティの料金は、各家庭の規模や種類によって異なります。
- 戸建てプラン（レンタル）：税込7,590円/月
- 戸建てプラン（買取）：税込4,950円/月
- マンション・集合住宅プラン（レンタル）：税込4,730円/月
- マンション・集合住宅プラン（買取）：税込3,300円/月
見ての通り買取の方が月額費用は安いですが、機器等の買取が初期費用としてかかりますので注意して下さい。
また、初期工事費用は別途かかります。
セントラル警備保障（CSP）のホームセキュリティの料金
セントラル警備保障（CSP）のホームセキュリティの料金プランは4種類あり、予算や各家庭のライフスタイルに合わせて選べる使い勝手の良さが人気です。
- フルオンラインプラン：機器買い上げ→税込み3,630円/月、レンタル→税込み5,280円/月
- 在宅オンラインプラン：税込み2,200円/月（機器買い上げ）
- 要請出動プラン：メール通知タイプ→税込み770円/月 or 税込み550円/月、電話通知タイプ→税込み550円/月 or 税込み330円/月（別途出動1回につき5,500円）
- セルフセキュリティプラン：メール通知→税込み220円/月、電話通知→0円
4社の料金のまとめ
コスパ的には関電SOSが一番だと思いますが、CSPもセコム、アルソックと比較して割安です。
一方、セコムとアルソックは料金としては大きな違いはありませんが、サービス内容等はそれぞれのホームセキュリティ会社で違ってきますので、かならず価格だけでなく各社のサイトでサービス内容を確認してみてください。
コスパが良いホームセキュリティ会社は？
コスパとはコストパフォーマンスのことですが、ホームセキュリティにおいては
- 料金が安く
- セキュリティ機能がしっかりしている
という観点から判断する必要があります。
いくら料金が安くてもその分セキュリティが下がれば本末転倒になりますので、そのあたりの判断が難しいところでもあります。
ここでは、条件をそろえるために戸建てプラン（買取）で比較します。
戸建てプラン（買取）比較してみると関電SOSが一番コスパに優れていると言えます。
ただし、セコム、ALSOKと比較すると少々知名度が下がるところが気になるところでしょうか。
とはいえ、プロの空き巣や強盗などからしたら、どの警備会社も知っているはずなのであまり気にしなくてもよいと思います。
また、地域が関西地区に限定されるのが残念なところです。
セキュリティについては各社申し分ないですが、サービス内容に違いがありますので、必ずWebサイトで内容を確認するようにしてください。
ホームセキュリティは保証内容も比較する
ホームセキュリティシステムは、現代の家庭において貴重な資産や安全を確保するうえで不可欠な存在となりました。
特に若い家庭にとっては、これを導入することが最初の防衛線を築く重要な手段となっています。
家庭の所有者として、どのホームセキュリティが自分のニーズに最も適しているかを検討する際には、慎重な選択が必要です。
契約を検討する前には、ホームセキュリティシステムの保証内容に特に注目することをお勧めします。
サービス内容の比較に加えて、保証内容はホームセキュリティを選定する上での重要な基準となります。
保証期間終了後に製品やサービスに問題が生じた場合、いかに早急にかつ効果的に対応してもらえるかは、選択の際に考慮すべき要素です。
価格.comのホームセキュリティ人気ランキングでは、セコムがトップに輝いており、総合評価ではアルソックがリーダーとなっています。
大手警備会社のホームセキュリティは信頼性が高く、その中でもセコムは月額料金が手頃なため、初めてホームセキュリティを検討する方にとっても理想的な選択肢と言えるでしょう。
安心して生活を送るための重要な一歩として、ホームセキュリティの導入を検討する価値は大いにあります。
各警備会社のホームセキュリティプランを比較検討するコツとは？
ホームセキュリティのサービスを提供する警備会社は現在数も増え、そのプランや料金体系も多様化しています。
契約期間が長期に及ぶプランが多い為、事前にじっくり検討を重ね自分に合ったプランを選ぶ事が大事です。
自分の自宅や生活形態、予算に合ったホームセキュリティを提供してくれる警備会社を選ぶには、気になった警備会社各社に無料見積りを依頼し比較検討するのが一番です。
警備会社各社共に自社HPに見積りメニューを設けているケースが多く、希望の条件を入力するだけで最適なプランが分かる様になっています。
一戸建て住宅やマンション等自宅のタイプは様々ですが、多彩な候補の中から素早く最適なプランを見付けられます。
またホームセキュリティ専門の比較検討サイトもあり、各社のプラン内容や料金を楽に比較する事も出来ます。
中立的なサイトであり、各警備会社やプランに対する口コミ評価が充実しているのもメリットです。
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まとめ：ホームセキュリティはコスパ・安さで選んでよいのか？
ここまでホームセキュリティをコスパの観点から解説してきましたが、本当にホームセキュリティをコスパや安さだけで選んでよいのでしょうか。
実際のところは、ホームセキュリティを選ぶ際には、コスパや安さだけで判断するのではなく、多くの要素を考慮することが重要です。
例えば、セキュリティシステムの種類や機能、使いやすさ、保証やサポート体制、インストールやメンテナンスの手間やコストなどがあります。
これらの要素は、選ぶホームセキュリティの品質や信頼性、セキュリティに対する有効性に直接影響を与えます。
安価なホームセキュリティは、高価なものと比較して機能や品質が低く、簡単に解除される可能性があるため、長期的に見て不良品になる可能性があります。
したがって、適切なセキュリティシステムを選ぶためには、品質や信頼性、そして総合的なコストパフォーマンスを考慮することが大切です。
また、ホームセキュリティは、家族や自宅の安全を守るための重要なものであり、安全面に関する妥協は許されません。
最も適切なセキュリティシステムを選ぶためには、専門家や業者に相談し、情報を収集することが重要です。
そう考えるとこの記事内でご紹介したセキュリティ会社は、どこも信頼できるセキュリティ会社です。
最終的に導入するセキュリティシステムがどういったものになるにしても、一度は信頼できるセキュリティ会社に相談してみることをおすすめします。